| ■ ID | 617 | 
| ■ 種類 | 学会発表 | 
| ■ タイトル | 荒川の魚の移り変わりについて | 
| ■ 著者 | 金澤光 
	 
	埼玉県環境科学国際センター | 
| ■ 出版元 | 特定非営利活動法人 あらかわ学会 | 
| ■ 出版年 | 2007 | 
| ■ 誌名・巻・号・年 | 荒川学会 荒川セミナーPart5、平成19年2月18日 | 
| ■ 抄録・要旨 | 荒川の魚の中で、ワカサギは春産卵で遡上する。中国大陸から移植されたハクレンは、毎年体長1m級が捕獲されるが、荒川では再生産しておらず、水循環で利根川から資源が供給されている。特定外来生物のカダヤシ、オオクチバス、ブルーギル、コクチバス、アメリカナマズも増えている。 そのような中で、荒川水系には、絶滅危惧種の国指定天然記念物のミヤコタナゴと埼玉県のさかな「ムサシトミヨ」が生息している。このうち、ミヤコタナゴは昭和60年に滑川町のため池で発見されたのが最後で、現在では自然では生息していない。滑川産の個体群が水族館等で経代飼育されているのが現状である。ムサシトミヨは、生息地の湧水が涸渇した昭和38年から地下水を汲み上げて放流された水路に生息しているのが現状で、生息基盤が弱い魚である。昨年の調査では、生息数が半減しており、生活排水が入らないエリアを設けるなど手厚い保護が必要である。 | 
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